博多のショットバー2022/10/10

仕事で博多に行くことがよくあります。お客さんと飲みに行くとkは数名でもつ鍋や博多のお勧めの居酒屋などに行って騒ぎます。それもまた楽しい。
しかし、プライベートのときは、大体一人で行動します。寿司や焼き鳥などカウンタで過ごせるところを選んで飛び込みます。最後の締めはショットバーです。やはりカウンタに座ってマスタやバーテンの女性と話したり珍しい洋酒を紹介してもらって味わいながらおしゃべりして過ごします。大体3種類のウィスキーを飲んで帰ります。
その中で言いつけのバーをいくつか紹介します。

■■ 博多駅前編 ■■

■TONY’S BAR (2018/04/17)
博多駅の筑紫口の繁華街の中にあります。以前(2014年)は駅前の古びた雑居ビルの2階にあり隠れ家的な雰囲気が好きだったのですが、建て替えのため繁華街の6階に引っ越しました。ちょっとモダンになり男の隠れ家的な要素はなくなりましたが博多に行くときは1度は寄る店です。

■BAR WESTIE (2020/09/14)
博多駅の博多口から博多駅前通りを3ブロック程行った辺りの地下にあります。こちらはこじんまりしていて隠れ家的要素満点です。


■■ 博多中州 人形小路編 ■■

■BAR SEBEC (2015/02/16)
中州にあります。那珂川通りと人形町通りの間に人形小路(にんぎょうしょうじ)という路地があります。その中には20件ほどの店が並んでいてハシゴするには面白いです。新宿でいえばゴールデン街かな。その中に女性バーテンダーが経営するショットバーがあります。飛び込みで入ったのですが静かでのんびりできるできるところが気に入っています。
中州で飲んだ後はこのバーによってからホテルに帰ります。写真が手元になかっらので次回行った時の撮ってきます。

SEBEC

■BAR SIGNS (2022/10/06)
中州の人形小路(にんぎょうしょうじ)という路地にあります。玄関に飾ってあるJAZZ人形に惹かれて入ってみました。地元の常連さんがほとんどのようでしたがすぐになじめました。ビール1本→Laphroaigストレート1杯→BALVENIE21ストレート3杯→常連さんが飲んでいたトマトジュース(のようなもの?)のビール割を飲んでマスタとしゃべりながら時間をのんびり過ごしました。マスタが元トライアスロンの選手だったらしくスポーツ自転車の話題で盛り上がりました。マスタの通勤用の自転車を見せてもらいました。室内が暗くて細かくは見えなかったがカーボンフレーム、カーボンクランク、前後ディスクブレーキの超高級品と感じました。いろんな話題で楽しめそうな1件でした。次回もまた寄ると思います。


SIGNS_2

■飲み方
ショットバーというのは1杯ずつオーダーできるので色んな種類が楽しめます。若いときはボトルキープをするのが粋だなどと思っていましたが、それは量の飲み方であって味わう飲み方ではないとある年齢からショットバーに切替えました。

ポールジロー 35年 コニャック2014/07/26

今回、京都を散歩していてある行きつけの酒屋さんでポールジローのコニャック(ブランデー)を見つけました。これが2万円なら安いと思って買いました。
今まで、美味しいと思ったブランデーを挙げると、1)レミーマルタンのルイ13世、2)ヘネシーのリシャールなどあるが、この1品も期待できるのではないかと楽しみである。

ラベルにはTres Rareトレ・ラールと表記

裏ラベルには35年。更に実際は40年以上の原酒が使われていると書いてある。

■豆知識
ブランデーといえばフランス産、その中でもコニャック地方で生産されるブランデーはフランスを代表するもので有名な高級ブランデーはほとんどコニャック地方で生産されます。コニャック地方は6つの地区に分けられその最高峰がグランシャンパーニュ地区だそうです。そのグランシャンパーニュ地区に現存する貴重な生産者がポールジローで、ジロー家は400年前から現在では大手が機械化するなかで全ての工程を手作業で生産しているのが特徴です。

今回の1品は2013年に600本だけ瓶詰され日本に輸出されたものの1本だそうです。残念ながらシリアル番号はありません。

四角い氷のロック2013/10/13

銀座の名もない路地に落ち着いた雰囲気の小さなショットバーがあります。名前は「LAND BAR」。7~8名しか入れない小さなバーで値段はリーズナブルです。ボトルは定番のものからこだわりの微妙なものまでありのんびりするにはいいお店です。料理は軽いスナック系しかないので、空腹の時は食事は別の場所で済ませてきた方がいいです。

この店でオンザロックを頼むと氷を包丁で真四角にきって作ってくれます。丸く削る店は結構ありますが四角いのは透き通っていてそこが見える。また違った雰囲気がが味わえます。

四角い氷のロック


ネパールのラム酒2013/08/21

行きつけのカレー店で見つけた短刀型のお酒。中身より入れ物が気になって聞いてみるとネパールのラム酒だった。ロックシングルで390円と安い。飲んでみると割といけるのでボトルをキープしてしまった。キープ用としては700ccの普通のボトルがいいと店の人に勧められた。理由は値段同じで短刀の方はボトル代が高いので料が半分しかないからだそうです。

結局、持ち帰りで短刀も買ったので2本分払う結果となった。商売上手な店でした。
ネパールのラム酒
Made in Nepalなので、割といい加減な作りです。それがまた面白いのです。

真空グラス2012/08/15

島忠で見つけた気になるグラス。ステンレス製で魔法瓶のように真空二重構造になっている。750円だったので買って試してみた。オンザロックの小売が溶けない。結露ができない。テーブルが濡れない。なかなかいいです。

昔、L.L.beanで買った真空マグカップはビール、お茶、コーヒーなど多目的に使って重宝していたが、グラスは初めてだったのでしばらくこれを愛用すると思う。

日本のウィスキー白河2012/07/11

ずいぶん前のことで正確な日は覚えてないが、四谷のショットバーで「白河」という日本産のウィスキーを見つけた。福島県・白河で製造されていが、工場は2003年に閉鎖され残っているので、そのとき買い取られた樽が残っているだけだ。もう無いかもしれない。閉鎖された時点で30年熟成ものだったのが驚きである。日本製でここまで円熟した「かおりと味と残り香」を楽しめるウィスキーは経験したことが無い。

量り売りだったらしく独特の四角形のボトルの前面に、「Japanese Wistky 白河 Single malt alc56% 33years」と手書きで書かれている。特に白河という感じのデザインが「人の目か、鷹の目」のようで気にいってしまった。

残り少なかったのでボトルごとキープさせてもらって、飲み干した後はもらって帰った。現在、別のウィスキーを入れて飾ってある。
まだ、樽が残っていれば本物を買いたい。

京都の日本酒2012/06/20

一つ目は、これは「月の桂」というスパークリングにごり酒です。しかし、そんじょそこらの濁り酒とは格段の違いがある。非常に優しい泡で口当たりがいい。にごり酒の甘ったるさや苦さや不純物が混じったような味がまったくしない。若干薄めだが透き通った味でこれが日本酒かと思うようなピュアな口当たりと喉越しが非常によかった。強いから飲み過ぎないようにと店主に注意されたが、1本くらいはすぐに飲めてしまう。僕は自分にあわない日本酒を飲むとすぐに後頭部が痛くなるが、これはまったくない。

蔵元は、株式会社増田徳兵衛商店といって、延宝三年(1675年)に創業し、伏見では最も古い歴史を持つ造り酒屋だそうです。

2つ目は、英勲という生原酒です。これが、無圧しぼりで無濾過という特別な製法らしい。今までいろんな大吟醸と称する日本酒を飲んでみたが、口に含んだ瞬間に舌がどうしても嫌がる混ぜ物感があった。それが頭痛に直結するのだが、この酒にはそれがまったくない。

蔵元は、京都伏見の斉藤酒造で、全国新酒鑑評会で14年連続で金賞を受賞された「藤本修志」さん渾身酒だそうです。店主によると英勲というラベルが貼ってあっても藤本修志さんが醸造したものとは限らないので味が違う。本物を手に入れるには現地でのコネがいるようです。

ちなみに、藤本修志さんを知らない日本酒マニアはもぐりだそうです。僕は知らなかったが、日本酒マニアではないのでもぐりではない。

マイケル・ジャクソン・グラス2012/06/19

これは、マイケル・ジャクソンのウィスキーテイスティング用のグラスです。マイケル・ジャクソンといっても有名なシンガーではありません。ウィスキー界で有名なライターでウィスキーマガジンなどで活躍していた人です。このグラスには蓋が付いていて香りやアルコールが逃げないようにしながらウィスキーが味わえる優れものです。私のようにペースの速い人にはペースコントロールにもなっていいです。


カルバドス2012/06/17

レ・ドメーヌ・デ・ラルーエ(ViEUX CALVADOS Le Domain de la Rouelle)というカルバドス(りんごで作ったブランデー)で、1950年に製造が中止されたもので、これも市場にあるものしか残っていない。15種類のりんごを使って作られた者だそうだが、現在作られていないりんごの種類もあるらしく、これを再現するのは現在では困難という貴重なもの。残念ながら、これも飲んでしった。

カルバドスには、ボトルの中にりんごが丸ごと1つ入っているものもある。どうやってボトルにりんごを入れたかというと、枝をボトルに差して中でりんごを成長させるという方法を使ったそうだ。りんご入りボトルの方がおしゃれで飾りにはいいが、味はりんごの入っていない方が上だと思う。

GLENMORANGIE TAIN HERMITAGE19752012/06/16

これは、非常に貴重な一品。月島のショットバーで初めて知って惚れてしまったウィスキーだ。
もう蒸留所は閉鎖されてないので市場に残ってるものが最後だが、この木箱入りを偶然見つけて手に入れた。
このウィスキーは、味も香りもすばらしいが、なんといってもグラスの残り香が刻一刻と変化して甘い香りを放つ。飲み干したグラスをテーブルに置いておき、時々香りをかぐとたまらない気持ちにる。昔はウィスキーは飲むものと思い込んで、味ばかりに意識が行っていたが、これとで出合った後は、まず香りを楽しむ、次に味を楽しむ、最後に残り香を楽しむという3段階の楽しみ方を知った。僕にとっては記念すべきウィスキーだ。
残念ながら、飲まずにとっておく趣味は無いので飲んでしまった。もう出会えるか分からないので寂しい。