京都の日本酒2012/06/20

一つ目は、これは「月の桂」というスパークリングにごり酒です。しかし、そんじょそこらの濁り酒とは格段の違いがある。非常に優しい泡で口当たりがいい。にごり酒の甘ったるさや苦さや不純物が混じったような味がまったくしない。若干薄めだが透き通った味でこれが日本酒かと思うようなピュアな口当たりと喉越しが非常によかった。強いから飲み過ぎないようにと店主に注意されたが、1本くらいはすぐに飲めてしまう。僕は自分にあわない日本酒を飲むとすぐに後頭部が痛くなるが、これはまったくない。

蔵元は、株式会社増田徳兵衛商店といって、延宝三年(1675年)に創業し、伏見では最も古い歴史を持つ造り酒屋だそうです。

2つ目は、英勲という生原酒です。これが、無圧しぼりで無濾過という特別な製法らしい。今までいろんな大吟醸と称する日本酒を飲んでみたが、口に含んだ瞬間に舌がどうしても嫌がる混ぜ物感があった。それが頭痛に直結するのだが、この酒にはそれがまったくない。

蔵元は、京都伏見の斉藤酒造で、全国新酒鑑評会で14年連続で金賞を受賞された「藤本修志」さん渾身酒だそうです。店主によると英勲というラベルが貼ってあっても藤本修志さんが醸造したものとは限らないので味が違う。本物を手に入れるには現地でのコネがいるようです。

ちなみに、藤本修志さんを知らない日本酒マニアはもぐりだそうです。僕は知らなかったが、日本酒マニアではないのでもぐりではない。

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