LOGOSキャンドルランタンのガス化2021/06/19

ガスバーナーとLOGOSのキャンドルランタンを使ってガスランタンを作りました。
使うパーツはLOGOSキャンドルタンタン、自転車のベルのリン部、ネジ(M12、ピッチ1mm)、ガスバーナーの調節部(ガスバーナーのこの部分はネジ込みで外せる)。
ガスバーナーはオイルランタン化したときに余ったものを使ってもいいのですが、構造の勉強のために分解したので新しくOD缶用のガスコンロを購入しバーナー部分を取り外して使いました。
写真1 使うパーツ

LOGOSのキャンドルランタンのそこには丁度いい大きさの穴がありているので、バーナーを通してM12xピッチ1mmのネジで止めるだけで使えます。しかし、ガスコンロにも使いたいのでバーナー部が簡単に取り外しできるようにネジをランタンの底に耐熱ボンドで接着しました。それだけでは横風によって火が消えるので風防として自転車のベルのリン部分をその上に接着しました。リンの穴は直径12mmに広げる必要があります。風防委は写真2が取り付け寛容の状態です。
写真2 取り付けを完了して状態

ガスバーナー部とガス缶を取り付けてガスランタンの完成です。
写真3 LOGOSガスランタン

分解してキャンドルをセットしてキャンドルランタンとしても使えます。ただし、自転車のベルのリンの内側にはハンマーが当たる出っ張りがあるのでそのままではティキャンドルが入りません。
写真4 LOGOSキャンドルランタンとしても使用可能

【注意事項】
●ガスランタンの場合横風で火が消えるとガスが出続けるので風防はできる限り
  完全なものにすることが大切です。
●ガスの炎は10~20mmのとろ火に調整してください。
●最初はガスの炎が安定せずしばらくすると大きくなることがあるので
  調節し直してください。その後は安定します。
●一晩安定して使えるか確認のために安全なところで数時間連続使用テストを
  してください。
●オイルランタンより風に弱いようです。風のないところでの使用をお勧めします。
●とろ火タイプのランタンは消えたときを考えるとオイルランタンの方が安全です。
●ガスランタンはマントルを使うタイプの方が消えにくいのでいいと思います

ガスランタンをオイルランタンに改造2021/06/17

以前やったLOGOSのキャンドルランタンのオイルランタン化は渋い真鍮色の古風なランタンになりましたが、今回はステンレス製のキャンピングムーンのガスランタンとTATONKA製のアルコールストーブを結合してシルバー系のオイルランタンにしてみました。
1)ガスランタンはマントルで光を出す方式なのでマントルを加熱するためのバーナーヘッドがついています。上蓋と歩やガラスを外せば手で簡単に抜けるので取り外します。
2)下部についているガスボンベと結合するバーナー部を外します。ねじ込まれているだけなので簡単に外せます。
3)TATONKAのアルコールストーブの蓋に直径12mmの穴をあけます。
  ガス抜き用に中心から17mm離れた位置に1~2mm程度の穴をあけます。
3)このを2)で外したガスバーナーの代わりに取り付ければ完了です。
4)しかし、これに合う穴あきネジがなかなか見つかりません。 
使えそうな代用品が2つ考えられました。1つは1つはバーナー部の調節ネジの根元についている真鍮製のネジですがネジ代が短く固定が不安なので不採用。もう一つは余っていたTVアンテナケーブル中継器。こちはネジ代が長すぎますがワッシャーを入れれば何とか使えそうなのでこれにしました。ガスライター(トーチ式がいい)で加熱すると柔らかくなり割りばしなどを突っ込めばきれいに抜き取れます。

完成品は写真4です。古風なちょっと高級なタンタンに見えます。これもなかなかの出来栄えです。
写真1 ガスランタン              +
写真2 ガスランタン写真2         +
写真3 TVアンテナケーブル中継器   ||
写真4 合体したオイルタンタン 完成品
                           余り
写真5 余ったバーナーヘッド
写真5 余ったガスバーナー部

【注意事項】
●燃料にアルコールは使用しないでください。
  ランプ全体が温まるとアルコールの気化が促進され空気穴などから噴き出し
  火まみれになり危険です。
  98度Cくらいまでは発火しないパラフィンオイルが煤も出ずお勧めです。
●ガスの炎は10~20mmのとろ火になるように芯の露出を調整してください。
  芯の太さにもよりますが1~5mmくらいしか出す必要はありません。
●一晩安定して使えるか確認のために安全なところで数時間連続使用テストを
  してください。
●タンクは持てる程度の熱さですがランタン部分はやけどするほど熱くなります。
  冷めるまでは素手で触らないようにしてください。

フォレストヒル用オイルランプ改善2021/06/16

フォレストヒル用オイルランプ作成1の方式だと火口を取り外すことができなかった。
写真1 作成1の方式

この方式では芯の交換などのときに大変で最悪壊さないといけなくなる。そこで今回は火口を取り外しできるように改善することにした。写真1の左のタイプと右のタイプではやり方が違うので別々に紹介する。

■左のタイプの改善方法
ルナックスオイルランプMGT-4のビンの口の内径は約16mmで火口がOリングで嵌める仕組みなので次のパーツを利用することにした。これは鋸の円盤で20mm穴のものを16mm穴に変換するものでこれがそのまま使える。
写真2 ノコ内径変更用カラー
メンタム間の蓋に20mmの穴を開けてこれを接着する。これで火口をOリングで嵌められるようになりオリジナルのような使い方ができるようになる。内径がきつければ1000番ぐらいのラッピングペーパーで磨いて広げればいい。写真2が火口を外した状態で、写真3が嵌めた状態。なかなか美し出来栄えと思う。
写真3 火口を外した状態
写真4 火口をはめた状態

■右のタイプの改善方法
このタイプは使い捨てなので芯が固定されていて取り換えできない。そこで芯が取り外しできるように火口を改造する。次のAVスリーブなるパーツを火口の代用にすることにした。これは電線を2本圧着して繋ぐ円筒形のパーツで外径が5mmだが片方が広がっているのがポイントである。
まず、芯の穴をドリルで直径5mmに拡大する。ちょうど空気抜き穴を残すぐらいの大きさになり空気穴の働きは疎外しない。
次に、スリーブの広がっている方を上にして芯を通したものをその穴にはめ込めば完了である。広がった部分で止まり穴に落ちることはない。
写真5 使うパーツと完成イメージ

前回は金属部分を切り取ってアルミ缶に移植したが、今回は炎の位置を下げるためにプラ容器の底を少し切り落としてアルミj缶を接着して底蓋とした。
オイルは火口を抜いてスポイトなどで入れる。口が広くボトルが透明なのでオイルの量も確認できるので使いやすい。
また、付属のキャップがそのまま使えるのでオイルを入れたままでも持ち運びできる。使い捨てタイプが再利用可能タイプになった。これもなかなか美しい。
写真6 再利用型の完成品

フォレストヒル用オイルランプ作成22021/05/29

使い捨てのオイルランプ(ルナックス・ディスポーザブルオイルタンクHD-8(写真1を使って高さの低いオイルランタンを作ります。
写真1 ルナックス・ディスポーザブルオイルタンクHD-8

■火口の切り落とし

これは使い捨てになります。そこで、使い終わったボトルの火口を使いたいが火口が外れないのでのこぎりで切り取ります。ボトルは耐熱プラスティックなので細工用の鋸を使うときれいに金具の部分だけ切り落とせます。

■メンタム缶の蓋

前回と同じメンタム缶の蓋に穴をあけますが、今回は火口の直径が大きいのでドリルやリーマーでは無理なのでハサミで円形に切りやすり掛けで直径をそろえました。取付は耐火ボンド(J-B-WELD)でくっつけます。1日置くと完全に固まり写真2のようになります。
写真2 接着済みの火口

ルナックス・ディスポーザブルオイルタンクHD-8は燃焼時間を長くするためかかなり粘度のあるオイルをつかってるが、サラサラのパラフィンオイルを使うので空気穴を少し大きくした。そうしないとタンク内の気圧が上がると芯にしみたオイルが押し出されてあふれてくる現象が起きる。気あるが空気穴に逃げるように大きめにしてやると回避できる。

この製品のいいところはキャップがついているて穴をふさぐことができるのでオイルを入れたまま持ち歩けることである。
写真3 キャップができる

前回のランプと並べるとどちらも中々いい感じ。ボンドが見えないのと分解できることから分左の方が完成度が高い気がする。ただキャップがない点は負け。
写真4 比較

ランタンに火入れてみる。市販のランプをそのまま使うと炎はホヤガラスの上半分で燃えているが、この2つのランプでは下の方から燃えているのでキャンドルと変わらないいい感じだと思う。
写真5 ランタンに入れて比較

フォレストヒル用オイルランプ作成12021/05/27

キャンドルランタンでよく知られているのがLOGOSとフォレストヒル(廃版)。ティーキャンドルで使うのが本来の仕様だが、キャンドルで使っているときに揺れると溶けたロウがこぼれてランタンの中が大変になる。そこで代用となるオイルランプが販売されている。しかし、 ティーキャンドルは高さが20mmくらいだが市販のオイルランプ(例えば写真4のルナックスミニMGT-4)は背が36mm以上ありランタンの真ん中に炎がくる。 写真1のようにホヤ下あたりから炎が出てると自然だが真ん中あたりで燃えているとおかしい。
そこで、完全ティーキャンドル風のオイルランプを作ることにした。

■キャンドルランタン紹介
写真1 LOGOS

写真2 ホレストヒル

■材料をそろえる

1)オイルタンク
材料をしてアルミ製のメンタム缶を使う。直径36~38㎜くらいの寸胴の缶がいい。写真3の下のネジ付きの蓋は中のオイルが漏れないようにパッキンをつけられるが蓋の淵の出っ張りがランタンのキャンドルホルダーに入らないので使えない。上のネジ無しがティーキャンドルとほぼ同じサイズなのでこれを使う。
写真3 メンタム缶(上:ネジ無し、下:ネジ付き)

2)火口
ルナックスミニMGT-4という市販製品でオイルで4時間持つらしい。これを購入して使ってみたが炎の位置が40㎜付近にくるのでおかしい。そこでこの火口だけ利用することにする。
写真4 ルナックスミニ(火口を流用する)

3)Oリング
ルナックスミニの火口には黒のOリングがついているのでそれを外す。もう一つ必要なので白い方のOリングを購入する。(内径:10mm 厚み2㎜、耐熱、耐油のもの)
写真5 使う部品(ルナックスミニの火口と黒Oリングと白Oリング)

■メンタム缶の蓋に穴を空ける

メンタム缶の蓋に直径は15mmの穴を空ける。ルナックスミニの火口を差し込むためには15mmジャストサイズでないといけない。大きすぎるとOリングで固定できなくなる。
写真6 直径15㎜の穴をあけた状態

■火口をその穴に差し込む

直径15mmだとこのようにぴったりをはまる。
写真7 火口を穴に差し込んだ状態

■元々ついていた黒のOリングを嵌める。

写真8 黒のOリングを嵌めた状態

しかし、黒のOリング1つだと蓋が固定できず隙間ができてしまう。
写真9 火口と蓋の隙間

■白のOリングを蓋と黒のOリングの間にはめる。

写真10 白のOリング(赤↑)を嵌めた状態

白のOリングが隙間をふさいでくれる。
写真11 火口と蓋が固定された状態

■オイルを入れる。

ルナックスミニの火口の横には穴が2つ空いている。小さい穴は空気抜き用で大きい方の穴はオイル充填用である。スポイトで入れることができるようになっている。ルナックスミニはガラスボトルに火口が刺さっているだけでOリングで止まっているので外してオイルを入れることもできるがビンの口にオイルが付くと固定力がなくなるのでお勧めしない。しかし、メンタム缶は蓋を取って入れた。
写真12 オイルを入れた状態

■蓋をして完成

なかなか自作とは思えない出来栄えである。
写真13 形は完成

■火を入れてみる

オイルが真に浸透したのを確認して灯火した。ちょうどいい炎である。
写真14 炎の具合

■オイル漏れのシール処理

このメンタム缶は蓋をかぶせるだけのタイプなので容器と蓋の隙間からオイルが漏れるのでシーリングする必要がある。耐熱・耐油ボンドで塞いでもいいが将来芯を変えるときに蓋が取れた方がいいのでテープ巻きにすることにした。耐熱・耐油テープが手元になかったので今回はスコッチのメンディングテープを使った。これでも全然問題はなかったが、ちょっと格好が悪いのでアルミテープあたりに変える予定。

写真15 テープ止めした状態

ディーキャンドルと変わらない位置でいい感じで燃えてくれる。
容器自体は15ml入るとのことですが、波並みれた場合の容量でしょう。実際は12mlくらいが限界でした。芯や火口の出っ張りと余裕を考慮したらそんなんもんでしょう。それでも日の長さを15mm以内に抑えれば3.5~4時間は持ちました。

フォレストヒルのランタンに入れると神無感じにないrまs。ティーキャンドルと大体同じ位置から炎が立ち上がります。
写真16 フォレストヒルに入れた状態

>> この方式だと芯の交換のためなどに外すことができないので作成3で改善案を出します。

LOGOSキャンドルランタンをオイルランタン化2021/05/25

LOGOSのキャンドルランタンとトランギアタイプのアルコールストーブを結合してオイルランタン化しました。これはYoutubeで紹介されていたアイデアですが、ここではニップルというホースをつなぐパーツとナットだけというシンプルなやり方で実現しました。
写真1 LOGOSランタン       +
写真2 アルコールストーブ     +
写真3 ニップル            ||     
写真4 オイルランタン完成形

完成品はこんな感じになります。なんとなく古典的なオイルランタンの雰囲気が出ています。今は上下で微妙に色合いが違いますが、そのうち火焼けして色あせた雰囲気になってくることを期待します。

【注意事項】
●燃料にアルコールは使用しないでください。
  ランプ全体が温まるとアルコールの気化が促進され空気穴などから噴き出し
  火まみれになり危険です。
  98度Cくらいまでは発火しないパラフィンオイルが煤も出ずお勧めです。
●ガスの炎は10~20mmのとろ火になるように芯の露出を調整してください。
  芯の太さにもよりますが1~5mmくらいしか出す必要はありません。
●一晩安定して使えるか確認のために安全なところで数時間連続使用テストを
  してください。
●タンクは持てる程度の熱さですがランタン部分はやけどするほど熱くなります。
  冷めるまでは素手で触らないようにしてください。